イタヤカエデにオオスズメバチが2匹
初夏らしい陽気に包まれた5月4日の朝、近所の公園を散策していたらイタヤカエデにオオスズメバチがいるのに気が付きました。
このカエデには夏になるとカナブンやコクワガタが樹液を吸いに来るのですが、スズメバチもよく来ることは知っていました。
まだ朝は肌寒いこの季節にオオスズメバチを観るのは初めてでしたので、少し驚きました。
5月上旬は巣作りの季節
恐る恐る近づいて、よく観察すると、樹皮を齧っているようでした。
調べてみたら、4月~5月は冬眠から目覚めた女王蜂が巣作りを始める時期とのこと。
ではこの2匹は女王蜂ということなのでしょうか?
女王蜂が巣の素材となる樹皮を取りに来ていたのか?
巣作りを始めた女王蜂は6月~7月にかけて巣作りをしながら卵を産み、卵から孵った働き蜂が巣作りができるようになると、産卵に専念します。そして9月~10月頃には巣の大きさ、蜂の数も最大になります。
住宅街なら今の時期に駆除すべきなのでしょうが、ここは山裾にある自然公園。むやみに殺生すべきではありませんが、でも家族連れが訪れる公共の公園でもあります。
ほぼ毎週訪れる場所ですから今後注意して観察していきたいと思います。
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