公園の敷地内を流れる清流にウチワゼニクサが群生していました。
葉の形からウォーターマッシュルームとかウォーターコインとも呼ばれています。
北米から移入された外来植物
ウチワゼニクサはもともと鑑賞用に北米から移入された外来植物。
どうしてこの場所に群生しているのかわかりませんが、人為的に移植されたのでしょうね。
6月から10月にかけて白い花を咲かせます。
アップで撮影するとよくわかるのですが、団扇のような形をしています。
薄焼き煎餅みたいな形ですね。
チドメグサと同じ仲間
ウコギ科チドメグサ属に分類されるチドメグサの仲間。
チドメグサは止血作用があります。本種に止血作用があるかどうか調べてみましたが、効能について解説しているサイトが見つかりませんでした。
同じ外来種でブラジルチドメグサは特定外来生物に指定
ウチワゼニクサと同じ仲間の外来種にブラジルチドメグサがいます。
この植物は繁殖力が強く、千切れた葉の断片からも成長し、生息域を拡大していきます。
生態系に影響を及ばすことで、特定外来生物に指定されています。
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