子供の頃、野原を駆け回った際には必ずズボンの裾に野草の種が付着していました。
僕らの間では-ひっつきむし-って読んでいました。
ひっつき虫にもいろいろな種類がある
ひっつきむしにもいろいろ種類があって、代表的な種類は
- センダングサの仲間
- オナモミの仲間
- チカラシバの仲間 など
チカラシバ

チカラシバはイネ科の野草。
画像で観たらわかりますが、イネのように穂がたくさん付いています。
穂の先は毛で覆われていて、衣類にくっつきやすくなっています。
コセンダングサの種子

コセンダングサは空き地や堤防などでよく見かける野草です。
秋に小さな黄色い花を咲かせる可愛い野草なのですが、冬を迎える頃にはトゲ状の種子を付けます。

種子を拡大してみると、その先はカギ状になっていて、ドゲトゲがたくさんあります。
このトゲが衣類にくっつきやすくしているのですね。

キク科の植物で外来種
コセンダングサは外来種で明治時代に熱帯地方から移入してきたらしいです。
似た種類にアメリカセンダングサがあり、こちらは名前にあるように北アメリカから移入。


コセンダングサ、アメリカセンダングサ共にキク科の植物です。
鑑賞用の菊と同じ種類なんですね。
でも全然華やかさがない。
海外では鑑賞用の種類もあるらしいけど。
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