今年もあと一週間を残すのみ。
この冬は気温の寒暖差が多いそうで、12月も寒い日が続いたかと思えば、この一週間ほど暖かい日が続いています。
この時期の被写体は野鳥くらいなもので、花や昆虫は春までお預けとなります。
椿の花に蝶が止まっていた
冬の花といえば椿です。
枯れて色味がなくなった公園の中で、椿の真っ赤な花だけが華やかに存在をアピールしています。
椿の花のひとつに小さな蝶が止まっていました。
冬なのに蝶?
暖かいとは言え、蝶が飛べるような気温ではないです。
近づいても飛び立つ気配がありません。
やはり気温が低いことで、できるだけエネルギーを使わない様にしているようです。
210mmの望遠端で接写撮影。
いわゆる望遠マクロという技。
近づくと逃げる小型の生き物を撮影するときはいつもこれ。

蝶の名前はムラサキシジミ
家に帰って、いつものようにネットで検索しました。
検索キーワードは「冬」「蝶」
すぐに冬の蝶の記事がヒットしました。
成虫で越冬する蝶は
ムラサキシジミ、キタテハ、アカタテハ、ヒオドシチョウということ。
タテハの仲間ではないので、残るのはムラサキシジミのみです。
今度は「ムラサキシジミ」で画像検索してみました。
たくさんの表示された蝶の画像の中に今日見た蝶が表示されていました。
翅を拡げると紫色の模様が出現、だからムラサキシジミ
画像検索で表示された画像の中に翅を拡げた状態で撮影されたものがありました。
翅一面に 鮮やかな紫色の模様がありました。
この蝶の名にムラサキが付いている理由がわかりました。
今回は翅を拡げた状態で撮影ができなかったのが残念です。
これも同じ種かな?

先々週の12月8日に撮影したシジミチョウの仲間と思われる蝶です。
色合いはヤマトシジミのようですが、ヤマトシジミにしては大きい。
たぶんこの蝶もムラサキシジミなのでしょうね。
撮影:2018/12/23 滋賀県大津市皇子が丘公園
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