台風20号が関西地方よりを通過した翌日、ふたたび猛暑に襲われました。
朝から30℃を超えているようで、午後からは35℃を超えそうです。
とにかく暑いです。
少し歩いただけでも汗だくになりました。
公園を散策中、クロアゲハの給水を観察できました。
道端に水たまりには水を求めて蝶がやってきます。
給水はオスだけの行動
水溜まりで水を吸う行動を給水行動というそうですが、オスのみが行う行動のようで、メスは給水行動をしないそうです。

なぜ給水行動をするの?
なぜ蝶が給水行動をするのでしょうか?それもオスだけが。
はっきり解明されたわけではないですが、有力なふたつの理由があるようです。
体温調節
蝶は羽根をいっぱいに拡げて、太陽の熱を吸収し、体温を上げますが、上げすぎた体温を給水することで調節しているようです。

栄養分の補給
羽化したばかりのオスが、地面のナトリウムを含んだ水溜まりの水を補給することで栄養分を補給しているのではないか。
ナトリウムは蝶が活発に飛び回るために必要な養分で、メスを求めて活発に飛び回るオスには必須です。
クロアゲハの仲間たち
黒い翅を持ったアゲハチョウは他にオナガアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、ジャコウアゲハ、モンキアゲハがいます。
モンキアゲハは昨年7月に撮影できました。
翅に白い紋があるのが特徴的な蝶です。

掲載画像はSONYα6500に望遠レンズSEL55210を付けて撮影しています。2022年4月現在、α6400とSEL55210キットが販売されています。
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