夏真っ盛りですね。
毎年この時期は午前中に近所の自然公園を散策して、池の周囲を飛翔するトンボを観察しています。

トンボの数が減っている
気になっているのは、ここ数年、トンボの数が減少していることです。
この公園にはかつて様々なトンボが飛翔していて、比較的どこにでもよく観察できるシオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボだけでなく、ハラビロトンボ、ヨツボシトンボのようなあまり観ることができないトンボの姿も観察できました。
オオシオカラトンボの数も減り
2022年7月17日に久しぶりにトンボの生息状況を見に来ました。
オオシオカラトンボが2匹飛翔しているだけで、かつての賑わいは感じられないです。


トンボの数が減った原因はよくわかりません。池の中に放たれたブルーギルにヤゴが捕食されたのか、公園に人が増えたことでトンボが生育する環境が変わってしまったのか。
ビオトープも花壇となるが・・・
別の場所にビオトープがあったのですが、3年くらい前に花壇に改装され、トンボの生息場所が消滅していました。年中水が蓄えられていた場所に水がなくなり、トンボの幼虫ヤゴが育つ場所がなくなったのです。

この場所にはハラビロトンボやヨツボシトンボが生息していました。

公園は人のための場所ではあるが
公園は人が生活する上での憩いの場所です。しかし、あまりに整備しすぎて昆虫も育たない味気ない場所にしてしまうのもどうかなと思います。
ある程度、自然環境を残した状態で整備してほしいものです。
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