大雨に猛暑、そして台風と今年の夏は異常と思えるほどの天候が続きましたね。
9月に入っても、暑い日が続いていますが、今週末から秋雨前線が本州上空に居座って、しばらく雨降りが続きそうです。
その分、暑さの峠が過ぎて、過ごしやすいのですが。
先月末頃から夜になると、街のあちこちからリー、リー、リーと甲高い虫の声が聴こえてくるようになりました。
アオマツムシの鳴き声です。
全身が緑色のコオロギの仲間
アオマツムシは全身が鮮やかな緑色をしています。
街路樹の葉の上にいるので、声がする近くによってもなかなかその姿を見ることができません。
保護色で遠目からは見つけにくいです。

アオマツムシ
鳴くのは雄だけ
鳴くのは一部を除いてほとんどが雄。
雌を呼ぶ手段なんですね。
アオマツムシの雄の翅はヤスリのようになっていて、翅を擦り合わせることで音を発します。
コオロギの仲間のほとんどが翅を擦り合わせて音を出します。

アオマツムシ
雄の鳴き声に引き寄せられて、雌が近づいてきました。
雌の翅は雄のようにヤスリ状になっていませんね。

アオマツムシ
Youtubeで動画を公開していますので、鳴き声を聴いてください。
撮影場所:滋賀県大津市
コメント