10月に入って、河原の土手にセイタカアワダチソウが黄色い花を咲かせています。

冬に入る前に、栄養を取ろうと、たくさんの昆虫たちがセイタカアワダチソウの花の蜜を吸いに来ていました。
ナナホシテントウ
ナナホシテントウは花の蜜は吸いませんが、セイタカアワダチソウに群がるアブラムシを食べに来ているのでしょう。
ナナホシテントウは春夏の活動期間の寿命は2か月ほどですが、秋に成虫になったものは成虫のまま冬を越します。
冬の間、草の根元、石の下などに潜り込んで眠りますが、気温が高い日中には動くこともあります。
冬の暖かい日中にたまに見かけることがありますよね?

キゴシハナアブ
ハナアブの仲間は花の蜜を吸います。だからハナアブと呼ばれるのでしょうが、ミツバチと違って集団を作って蜜を巣に集めるようなことはしないので、人間にとっては利害関係のないアブです。
今の時期に飛んでいるハナアブはそのまま冬を越すのでしょう。暖かい日中には冬でも姿を観ることがあります。

イチモンジセセリ
セセリチョウの仲間は庭や草原の花によく飛んでくるので、見たことがない人はいないでしょう。モンシロチョウやアゲハチョウのようにポピュラーな蝶です。
翅を閉じた姿がジェット機のようで、格好いいです。
幼虫か蛹で冬を越すので、観察できるのは10月いっぱいかな?

ヒメアカタテハ
オレンジ色の翅に黒い点が特徴のタテハチョウの仲間は幼虫か成虫で越冬しますが、成虫は寒さに弱いらしいので、滋賀県ではたぶん幼虫で越冬するんでしょう。
花の蜜を吸うヒメアカアテハに照準を合わせていたら、もう1匹飛んできました。
オスとメスなのでしょうか?

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