オトシブミっていう名の昆虫を知っていますか?
ゾウムシの仲間の小さな昆虫です。
僕はまだ成虫を撮影したことがないので、本ブログで公開することができませんが、
丸い体の首の長い昆虫です。
名前の由来は江戸時代の風習であった「落とし文」から
オトシブミは漢字で書くと「落とし文」。
江戸時代に公然と言えないことを文書にして落としておくという風習がありました。
オトシブミは葉の一部分を切り取って筒状に巻き、葉の中に卵をひとつ産みます。
葉の筒はそのまま葉に付いていることもあるし、地面に落ちることもあります。
これがまるで「落とし文」のようです。
名前の由来はなかなか風流なところからきています。
幼虫は筒状の中の葉を食べ成長します。

オトシブミのゆりかご
成虫が飛び出した後のゆりかご
成虫となって飛び出したあとのゆりかごはきれいな丸い穴が空いています。

オトシブミのゆりかご
いつかは成虫の写真を撮影したいものです。
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