今年は観れないと諦めていたハラビロトンボを発見

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長い間降り続いた雨がやっと上がり、梅雨が明けました。

早々に猛烈な暑さが襲い掛かってきました。

琵琶湖沿いにある大津市でも今日は35℃を超えそうです。

熱中症に注意しないと。

初夏に見つけられなかったハラビロトンボ

撮影で毎週通う公園には小さなビオトープがあります。

ここはトンボの観察スポットで、初夏になるとハラビロトンボが観察できます。

しかし、今年は見ることができませんでした。

真夏の定番、オオシオカラトンボ

梅雨が明けた最初の週末。

午前中でも気温がぐんぐん上がってきました。

ビオトープ内では定番のオオシオカラトンボが舞っています。

真夏の炎天下にはオオシオカラトンボがよく似合います。

大きくて、濃いブルー色はまさに真夏の昆虫ですね。

オオシオカラトンボ
オオシオカラトンボ

ハラビロトンボを発見

ふと気が付くと、目の前の枯草の先に小さなトンボが停まっているのに気がつきました。

すぐにハラビロトンボだとわかりました。

毎年観察しているので見間違うことはありません。

成熟して真っ青になった雄です。

ハラビロトンボ
ハラビロトンボ

ハラビロトンボは5月の初め頃、ゴールデンウィークあたりから9月頃まで観ることができます。

4㎝弱の小さなトンボです。

胴が幅広いことからハラビロトンボという名前が付いています。わかりやすい名前です。

雄よりも雌の方が幅が広いようです。

今回、雌は見つけられませんでしたが、雌は雄と違い、身体の色は濃い黄色です。

ハラビロトンボ
ハラビロトンボ

ハラビロトンボは湿地帯に多く見られ、幼虫(ヤゴ)は水が少なくなっても大丈夫のようです。

ここのビオトープは冬場は水が枯れてしまいますが、水枯れの環境に強いせいで今シーズンも姿を見せてくれました。

地域によっては絶滅危惧種になっているようです。

小さな昆虫は少しの環境変化でもいなくなってしまいます。

なんとかこの環境を維持したいものです。

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昆虫
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