近所に大きな自然公園と運動公園があります。
冬になると様々な冬鳥が観察できます。
特に春の訪れが近い2月から3月にかけてはわりと近くで観察することができます。
冬に身近な場所で観察できるツグミ
先週2月2日に撮影したツグミです。
運動公園の芝生の上をちょこちょこ跳ねるように歩いていました。
市街地なので割と人なれしていて、近づいても飛び去ることはありませんでした。
ツグミはシベリア東部からカムチャッカにかけて繁殖し、冬鳥として渡来するのですが、身近で観察できるのは2月から3月にかけての方が多いです。
ツグミは市街地の芝生がある場所で観ることが多いです。
芝生の中に潜む昆虫やミミズなどを捕食しているようです。
斑(まだら)模様のツグミ/トラツグミ
斑模様のツグミはトラツグミです。
ツグミより少し大きいです。
ツグミと同じ場所で観察できますが、どちらかというと林が多い場所にいることが多いようです。
上の画像はツグミをよく観察できる公園の芝で撮影しています。
日本では留鳥、漂鳥として渡りはせず1年中生息しているようですが、ここ滋賀県あたりでは冬場にしか観ていません。
別名を鵺(ぬえ)と呼ばれ、怖れられた
夜中に鳴くことが多いことから鵺(ぬえ)と呼ばれ気味悪がられたようです。
横溝正史原作の『悪霊島』が映画化されたときに、「鵺の鳴く夜は恐ろしい」というキャッチフレーズが有名になりましたね。
夏のツグミ/クロツグミ
白黒のツートン模様のツグミがクロツグミです。
画像は2014年4月に滋賀県大津市の公園で撮影したものです。
日本には夏鳥として飛来するようですが、クロツグミを観たのは今までこの1回のみです。
もう一度出会いたいものです。今度はアップで鮮明に撮影したい。
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(c)yasuu kusayan – 画像素材 PIXTA –
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