マニュアルマクロレンズを楽しむ

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花とか昆虫とか小さな被写体を撮影するときは寄れるレンズが必要です。

昨年、単焦点レンズを購入したのですが、最短撮影距離が40センチくらいでまったく寄れないレンズでした。

そのため小さな被写体にグッと寄れるマクロレンズを購入する必要が出てきました。

しかし、オートフォーカスのマクロレンズは結構高い。プロとして本格的に撮影するなら高価なレンズも必要ですが、プロではない自分にはできるだけ安価なものがいい。

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中華製マニュアルレンズを購入

ネットやYoutubeの紹介記事から中華製のマニュアルフォーカスマクロレンズなら1万ちょっとで購入できることを知りました。

今回購入したのがこちら。

本レンズを紹介しているYouTuberさんの意見では逆光に弱く、ゴーストやフレアが発生しやすいとのことでしたが、解像度に関しては高評価でした。加えて価格の安さで本レンズ購入を決めました。

Amazonで朝9時くらいに注文したら夕刻に家に届きました。流石に早い。

α6500に装着してみましたら、大きさも違和感なしでした。

α6500に装着

撮影最短距離は17センチですが、最短距離まで接近するとレンズ筒が伸びる仕様。

ちなみに撮影距離はレンズ先からの距離ではなく、カメラ本体のセンサー位置から被写体までの距離のことです。つまり本レンズは筒を最大に伸ばした状態で14センチくらいなので、レンズ筒先から被写体までの距離は3センチしかないんです。

最短接写したときのレンズ αnex3Nに付け替え
カメラ本体のセンサー位置からレンズの先端までは14センチ

ツクシを撮影してみた

レンズが届いたのは3月19日土曜日の夕刻ですから、翌日日曜の朝から撮影に行けました。

この時期はツクシが顔を出しているので、ツクシの群生スポットへ出向きました。狙い通りツクシが生えていました。

マニュアルレンズですからフォーカスは手動で行わなければなりません。フォーカスリングの動きはとてもスムーズです。

フォーカスピーキングを使う

マニュアルレンズを使うときはフォーカスピーキング機能を設定します。

カメラのフォーカスエイドを使って、ビューファインダーの中の最も強いコントラスト部分を強調するフォーカスモードです。フォーカスピーキングを使えば、どの部分にピントを合わせれば良いかを決めることができます。

引用元:https://www.adobe.com/jp/creativecloud/photography/discover/focus-peaking.html

SONYα6500の場合はカメラ本体のセットアップから「ピーキングレベル」を選び、「高」~「低」の中からレベルを選択します。次に「ピーキング色」を選び、ピーキングの色を好みのものにします。

設定後はファインダー、モニター上の最も強いコントラスト部分に色線が表示されるようになります。

ライブビュー拡大表示でピント合わせ

ピーキングを設定したあと、ライブビュー拡大表示をしてピント合わせをします。ピーキングだけではしっかりピントが合わないことがあるので、モニター画面を確認しながらピントを合わせていきます。

では撮影してみましょう。

まずは画面に全体が収まる距離で撮影。

次に被写体に接近して撮影。ピントが合うまでフォーカスリングを回します。

手ブレが発生しやすいのでできるだけカメラを固定

今回、初めてマニュアルレンズを使いましたが、手ブレが多かったです。ピーキングでピントを合わせてもシャッターを押すときにカメラが動いてしまいます。特に被写体との距離が近くなるにつれ、ブレ幅が大きくなります。

できるだけカメラを固定させる状態(例えば肘を地面につける)にする必要があります。

三脚が使える場所なら三脚を使った方がいいでしょう。

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ツール撮影テクニック
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