2026年の桜シーズンが、いよいよ幕を開けようとしています。
本日2月15日は、静岡や神奈川の一部で「河津桜」がすでに見頃を迎えたというニュースが届く時期。本格的なソメイヨシノのシーズンに向けて、ソワソワし始めている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2026年の最新桜開花予想、早咲きから遅咲きまで知っておきたい桜の種類、そしてデジカメで桜を劇的に美しく撮るためのプロ直伝テクニックを徹底解説します。
お花見の計画から、一生モノの写真作りまで、この記事一つで準備は万全です!
1. 2026年 桜の開花・満開予想:今年の傾向は?
2026年の桜前線は、全体として「平年並みか、北日本を中心にかなり早い」傾向にあります。
2月12日に発表された最新(第3回)の予想データによると、今年の冬は1月中旬以降に強い寒波が到来したことで、桜が眠りから覚める「休眠打破」が順調に行われました。3月以降は気温が平年より高めに推移すると見られており、開花は一気に進む見込みです。
2026年 主要都市の開花・満開予想スケジュール
| 都市名 | 開花予想日 | 満開予想日 | 前年比・平年比 |
| 東京(靖国神社) | 3月21日 | 3月29日 | 平年並み |
| 福岡 | 3月21日 | 3月28日 | 平年よりやや早い |
| 横浜 | 3月22日 | 3月31日 | 平年並み |
| 名古屋 | 3月22日 | 3月31日 | 平年並み |
| 大阪 | 3月24日 | 3月31日 | 平年並み |
| 京都 | 3月25日 | 4月1日 | 平年並み |
| 広島 | 3月22日 | 3月31日 | 平年より早い |
| 仙台 | 4月4日 | 4月10日 | 平年よりかなり早い |
| 札幌 | 4月23日 | 4月27日 | 平年より1週間以上早い |
注目ポイント:
今年は特に北日本の早まりが顕著です。北海道ではゴールデンウィークを待たずに満開を迎える可能性が高いため、北国へのお花見旅行を検討されている方は、例年より1〜2週間早めのスケジュール調整をおすすめします。
2. 知ればお花見が楽しくなる!桜の種類解説(開花順)
桜といえば「ソメイヨシノ」が有名ですが、実は日本には野生種や園芸品種を合わせて600種類以上の桜が存在します。開花時期を知っておけば、2月から5月まで長く桜を楽しむことができます。
① 早咲きの桜(1月下旬〜3月上旬)

- カンヒザクラ(寒緋桜): 釣り鐘状の濃いピンク色の花が特徴。沖縄や熱帯地方で「桜」といえばこの種類を指します。
- カワヅザクラ(河津桜): 静岡県河津町で有名な早咲き。1ヶ月近く咲き続けるため、長く楽しめるのが魅力です。ソメイヨシノよりもピンク色が濃く、写真映えも抜群。
- カンザクラ(寒桜): 熱海などに多く、最も早く咲き始める品種の一つ。冬の寒さの中で健気に咲く姿が印象的です。
② 中咲きの桜(3月中旬〜4月上旬)

- ソメイヨシノ(染井吉野): 日本の桜の代名詞。江戸末期に作られた交配種で、葉が出る前に一斉に花が開くため、木全体が白く輝いて見えます。
- エドヒガン(江戸彼岸): お彼岸の頃に咲く、非常に長寿な桜。日本三大桜の「山高神代桜」や「根尾谷淡墨桜」もこの系統です。
- ヤマザクラ(山桜): 日本古来の野生種。花と同時に赤い若葉が出るのが特徴で、山全体をパッチワークのように彩ります。
③ 遅咲きの桜(4月中旬〜5月上旬)

- ヤエザクラ(八重桜): 花びらが何枚も重なり、ポンポンのようなボリュームがある桜。「関山(カンザン)」などが有名です。
- イチヨウ(一葉): 八重桜の一種で、中心から葉のような雌しべが出るのが特徴。新宿御苑などで多く見られます。
- ギョイコウ(御衣黄): 珍しい「緑色の花」を咲かせる桜。咲き進むにつれて中心が赤く染まっていく、非常に風雅な品種です。
3. デジカメで桜を美しく撮影する方法:完全マスターガイド
「目で見たときはあんなに綺麗だったのに、写真で見ると暗くて地味……」
桜の撮影で最も多い悩みです。一眼レフやミラーレスカメラを使って、プロのような透明感のある写真を撮るための設定とテクニックを伝授します。
必須のカメラ設定
1. 露出補正を「プラス」に振る(最重要!)
カメラの自動露出(オート)は、画面内に「白」が多いと、「明るすぎる」と判断して写真を暗く補正してしまいます。
- 設定目安:
+0.7〜+1.3桜をふんわりと明るく、透明感のある仕上がりにするには、あえてプラス補正をかけるのが鉄則です。

2. ホワイトバランス(WB)で「ピンク」を強調
オートホワイトバランス(AWB)では、桜のピンク色が白っぽく写りがちです。
- おすすめ設定: 「日陰」または「曇天」
- 上級テク: WBの微調整(WB補正)で、マゼンタ(M)側に少し振ってみてください。桜のピンク色がより鮮やかに引き立ちます。
3. 絞り(F値)の使い分け
- 一輪を主役にするなら:
F2.8〜F4(開放付近)背景がふんわりとボケて、桜の繊細さが強調されます。 - 風景として撮るなら:
F8〜F11手前の枝から奥の景色までシャープに写り、密度の高い桜並木を表現できます。
劇的に写真が変わる!4つの撮影テクニック
A. 「前ボケ」を活用して奥行きを出す
主役にする桜のさらに手前に、別の桜の枝を配置してボカします。これを「前ボケ」と呼びます。画面全体がピンク色のベールに包まれたような、幻想的な雰囲気になります。
B. 青空とのコントラスト(順光)を狙う
桜は透過光(逆光)も美しいですが、最も色がはっきりと出るのは「順光(太陽を背にした状態)」です。特に青空を背景にする場合、順光で撮ることで「青」と「ピンク」の鮮やかな対比が生まれます。
C. 望遠レンズの「圧縮効果」を使う
桜並木を撮影する際、広角レンズで撮るとスカスカに見えてしまうことがあります。そんな時は望遠レンズ(100mm以上)を使い、遠くからズームして撮ってみましょう。前後の桜の距離が縮まって見える「圧縮効果」により、花が密集したボリュームのある写真になります。
D. 水面や映り込みを探す
お堀や池がある場所では、水面に映る「逆さ桜」や、水面を埋め尽くす「花筏(はないかだ)」を狙いましょう。視点を変えるだけで、他の人とは違うアーティスティックな一枚が撮れます。
4. 2026年、最高のお花見を成功させるために
桜の命は短く、満開から散り際まではわずか1週間ほどです。
今回ご紹介した開花予想を参考に、以下の準備を進めておくことをおすすめします。
- 予備日の設定: 桜は雨で一気に散ってしまいます。お花見の予定は第1希望だけでなく、予備日を作っておくと安心です。
- 機材のメンテナンス: 久しぶりにカメラを持ち出す方は、今のうちにバッテリーの充電やレンズの清掃を済ませておきましょう。
- マナーの確認: 桜の木は非常に繊細です。根元を踏み固めない、枝を折らないといった基本マナーを守り、美しい日本の春を守りましょう。
まとめ
2026年の桜は、3月下旬に東京・福岡からスタートし、例年よりも駆け足で日本列島を北上していく見込みです。早咲きの河津桜から、遅咲きの八重桜まで、それぞれの個性を楽しみながら、ぜひお気に入りのカメラで「今年の春」を切り取ってみてください。




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