【徹底解説】ニホントカゲ vs カナヘビ!あなたはどっちを見分ける?魅力と特徴を深掘り!

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日本の暖かい日差しが降り注ぐ庭や公園、里山などで、素早く駆け抜ける小さな爬虫類を見かけることはありませんか?多くの方が「トカゲ」と一括りにしているかもしれませんが、実は日本にはよく似た姿をした「ニホントカゲ」と「カナヘビ」という、全く異なる種類の生き物が生息しています。

「どっちも同じじゃないの?」と思われがちですが、彼らにはそれぞれ独特の魅力と特徴があり、一度違いが分かると、彼らを見かけるのがもっと楽しくなりますよ!今回は、そんなニホントカゲとカナヘビを徹底比較し、それぞれの生態や見分け方、そして彼らが持つユニークな特徴について、詳しく掘り下げていきましょう。

ニホントカゲとは?~光り輝くメタリックボディの持ち主~

まずは、多くの方にとって「トカゲ」と聞いて思い浮かべるであろう「ニホントカゲ」からご紹介しましょう。ニホントカゲは、本州、四国、九州、そして一部の離島に広く分布する、日本固有のトカゲです。

ニホントカゲ 2020/08/29撮影

特徴①:その輝きは宝石級!幼体のメタリックブルーの尾

ニホントカゲ幼体 2013/06/16撮影

ニホントカゲの最大の特徴は、何と言ってもその体色にあります。特に幼体の頃は、光沢のある黒褐色の体に、鮮やかなメタリックブルーの尾を持つ個体が多く、その美しさはまさに「動く宝石」と呼ぶにふさわしいものです。この鮮やかな尾は、捕食者から身を守るための「おとり」の役割を果たしていると考えられています。敵に襲われそうになった際、この尾を自切(自分で切り離すこと)し、切り離された尾がしばらくピクピクと動くことで、敵の注意を引きつけ、その隙に本体は逃げ去るという巧妙な戦略を持っています。

特徴②:成長とともに変化するシックな体色

成長するにつれて、ニホントカゲの体色は変化していきます。幼体の派手なメタリックブルーの尾は徐々に色が薄くなり、やがてオスは全体的に褐色がかった銅色、メスはやや黒っぽい褐色へと変化します。特に繁殖期のオスは、頭部や喉の部分がオレンジ色に染まることがあり、その色彩の変化も彼らの魅力の一つです。体長は、成長すると頭胴長(頭から胴までの長さ)が10cm前後、尾を含めると20cm前後になるものもいます。

ニホントカゲ 2020/08/29撮影

特徴③:鱗はツルツル、光沢感のある肌触り

ニホントカゲの鱗は非常に滑らかで、触るとツルツルとした感触があります。まるで磨かれた石のような光沢があり、太陽の光を浴びるとキラキラと輝いて見えます。この滑らかな鱗は、地中や落ち葉の下など、狭い場所を潜り抜けるのに適していると考えられています。

特徴④:地面を這うように素早く移動

彼らは主に地面や石垣の上などで活動し、危険を感じると非常に素早く茂みや隙間に隠れます。日中は日光浴をして体温を上げ、活発に昆虫類やクモなどを捕食します。食欲旺盛で、見ているとあっという間に獲物を捕らえる姿を目にすることもあります。

カナヘビとは?~ザラザラの体と長い尾を持つ森の住人~

次に、ニホントカゲとしばしば混同される「カナヘビ」について見ていきましょう。カナヘビも日本全国に広く生息しており、特に森や林の縁、草むらなどでよく見かけられます。

カナヘビ 2015/07/26撮影

特徴①:マットな質感とザラザラの鱗

カナヘビの最大の特徴は、その体表の質感にあります。ニホントカゲがツルツルとした光沢のある鱗を持つのに対し、カナヘビの鱗は細かく、触るとザラザラとした感触があります。色は全体的に褐色や灰褐色が多く、地味な印象を受けるかもしれませんが、そのマットな質感は、枯れ葉や木の枝に溶け込むのに適しています。体には黒っぽい斑点や縦縞模様が見られることもあります。

特徴②:ニホントカゲよりも細く長い尾

カナヘビの尾は、ニホントカゲに比べて非常に長く、体長の2倍近くになることも珍しくありません。この長い尾は、バランスを取るのに役立っており、彼らが素早く走り回る際や、枝の上で身軽に動く際に重要な役割を果たします。もちろん、ニホントカゲと同様に自切能力も持ち合わせていますが、その再生した尾は元のものより短く、色が異なる場合があります。

特徴③:樹上や草むらを駆け巡る運動能力

カナヘビは、ニホントカゲよりも樹上や草の茎などを活発に移動する傾向があります。その長い尾とザラザラとした鱗は、木登りや草の茎にしがみつくのに適しており、まるで「森のアスリート」のように器用に動き回ります。彼らも昆虫類やクモなどを主食としており、獲物を捕らえるために活発に動き回ります。

特徴④:瞳は金色に輝く、警戒心の強い眼差し

カナヘビの瞳は、金色に輝くことが多く、非常に警戒心が強いのが特徴です。人間の気配を感じると、すぐに茂みに隠れてしまいますが、しばらく静かにしていると、またひょっこり顔を出すこともあります。

ニホントカゲ vs カナヘビ!ここが違う!見分けのポイント

ここまでそれぞれの特徴を見てきましたが、改めて両者の見分けのポイントをまとめてみましょう。

特徴ニホントカゲカナヘビ
体色幼体はメタリックブルーの尾。成長すると銅色~褐色。全体的に褐色~灰褐色。斑点や縦縞があることも。
鱗の質感ツルツルとして光沢があるザラザラとしてマットな質感
尾の長さ体長と同程度かやや短め体長の1.5~2倍と非常に長い
生息場所地面、石垣、土の中など草むら、木の枝、樹上など
幼体鮮やかな青い尾親と同じような色だが、より小さい
動き地面を這うように素早く移動樹上や草の茎を器用に駆け巡る

一番わかりやすい見分け方は、「鱗の質感」と「尾の長さ」、そして**「幼体の色」**です。ツルツル光沢があって青い尾が見えたらニホントカゲ。ザラザラしていて尾が長く、全体的に地味な色だったらカナヘビ、と覚えておくと良いでしょう。

まとめ:身近な生き物たちの奥深い世界

ニホントカゲとカナヘビ。一見すると似ていますが、それぞれが異なる特徴と生態を持ち、日本の自然の中でそれぞれの役割を担っています。彼らは私たちの身近な場所に生息しており、少し注意して観察するだけで、その興味深い行動や美しい姿に触れることができます。

彼らのような小さな生き物たちが織りなす生態系は、私たちの生活と密接に繋がっています。彼らが安心して暮らせる環境を守ることは、私たち人間にとっても大切なことです。もし彼らを見かけた際には、そっと観察し、その生命の営みに目を向けてみてください。きっと、新たな発見と感動が待っているはずです。

今回の記事で、ニホントカゲとカナヘビに対する理解が深まり、彼らがもっと身近な存在に感じられたなら幸いです。

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